工場・設備紹介

多品種小ロットに対応。
より価値あるものづくりへ。

国内工場では特殊なサイズや特殊な加工が必要な全ねじにも対応し、
多品種小ロットのものづくりをおこなっています。

人が活きる工場をつくる

人が活きる工場をつくる

工場の良し悪しは設備で決まるものではありません。
製造に携わる人が力を発揮できる環境を、いかに作るかが大切。ナカウミでは、工場も自分たちで変えていこうと皆で取り組んでいます。

例えば照明。
「ミスを減らすために、明るい工場にしたい。」
そんな現場の声を受け、すべての工場をLED照明に変更しました。

工程別設備紹介

切断の出来で、その後が決まる。

切断の出来で、その後が決まる。

材料を切断する。言葉だけ聞くとずいぶん単純ですが、切断の出来がその後の品質を左右する、ねじの製造工程において重要な工程です。

ねじの材料となる線材はコイル状に巻かれているため、真っ直ぐに矯正しながら切断しますが、太さや長さ、材質によらず精度を保つには技術と経験が必要です。

材料切断の設備

直線切断機コイル状に巻かれた線材を引き込みながら真っ直ぐに矯正して任意の長さに切断します。最大4~6mまで可能です。
プレス切断機長尺材の切断をメインに大量から小ロットの切断まで可能です。
バンドソー切断機主に太いサイズや複雑な形状の材料の切断に使用します。
転造なくしてナカウミなし、ねじ作りの心臓部。

転造なくしてナカウミなし、
ねじ作りの心臓部。

全ねじのナカウミの技術力とノウハウが終結する転造工程。転造盤ひとつをとっても、日本製・台湾製・アメリカ製それぞれ特徴が異なります。

製造する全ねじにあわせて最良の加工方法と設備を組み合わせ、日々新たなチャレンジに取り組んでいます。

転造の設備

歩み転造盤
(通し転造)
ダイスの間をねじが歩みながら製造されるので「歩み転造」寸切りボルトの生産は全てこの機械で行っています。使用ダイスは丸ダイスです。
日本・台湾・アメリカと様々な特徴の転造盤を所有しています。
ローリング転造使用ダイスは平ダイス、汎用性は少なく大量ロット向けに使用します。
インフィード転造盤
(寄せ転造)
スタンダード2ダイス式転造盤、汎用性が高く様々なサイズ・長さに対応可能です。
主に両ネジ・片ネジなどの生産に使用します。
10t~30tまで多数あります。(ニッセー・ツガミ製)
職人技が光る加工

どんな要望にも応えたい。
職人技が光る加工。

切削、穴あけ、曲げ加工、様々な加工を自社工場でおこなえることも私たちの強み。全ねじに関するあらゆるご要望にお応えするため、ナカウミは各種加工に力を入れています。

難加工やコスト・納期についても、製造メンバーが持ち場を超えたチームワークと工夫で対応しています。

加工設備

面取り機材料・ねじ製品の面取り加工が可能です。小ロット向けの半自動型。
両端面取り機(全自動)大量生産向けの全自動型の面取り機。両端を同時に面取り加工が可能です。
切削加工機(単能機)半自動型の旋盤、丸材の切削加工機。大量ロット向けに。
NC旋盤複雑な形状の切削加工、R面や精度が厳しい製品は殆どNC旋盤にて加工されます。(オークマ・ヤマザキマザック)
刻印機寸切りの端面に刻印を打つことが可能です。
丸鋸切断機
(ケミカルアンカー用)
ケミカルアンカー用ボルトの丸鋸切断機、刃物を斜めにしてカットします。
ボール盤穴あけ加工機、半自動型から手動型まで小ロットも対応可能です。
小型マシニングセンター穴あけ・平面切削など様々な切削加工が可能です。(ブラザー製)
タップ加工機横型タッパー、長尺用の内タップ加工用に改造して製品長さはフリーにしています。
横フライス盤スリ割り加工などの専用機。